デザイン思考のグループワークを開催しました(11/29、11/30)

医療機器開発のみならず、新たな価値創造において重要な思考法である「デザイン思考」をテーマに、11月29日(土)・30日(日)の2日間、東北大学病院医療AIセンター(AI Lab)の先生方を講師に迎え、実践的なグループワークを開催しました。
前回の「ニーズドリブン思考」に続く第2弾として、今回は“日常の身近な不満”を出発点に、潜在的な価値を見出し、課題解決につなげるプロセスを体験しました。


■ デザイン思考とは

デザイン思考は、「前例のない課題」や「まだ言語化されていない潜在的ニーズ」に新たな価値を見出すための思考法です。
共感 → 課題定義 → アイデア創出 → プロトタイプ → 検証
というプロセスを通じ、利用者の本質的課題を深く理解しながら解決策を創出します。


■ 今回のワークの進め方

講師としてお招きしたのは以下の3名の先生です。

  • 園部 信也 先生(東北大学病院 医療AIセンター 副センター長)
  • 小林 智哉 先生(同センター)
  • 宮本 太郎 先生(同センター)

参加者は「身近な不満」をテーマに、次のプロセスに取り組みました。

  • 表面的欲求から“本質的欲求”を抽出するインサイト深掘り
  • 視点を再構築し新しい価値を見出すリフレーミング
  • マインドマップを用いた“とびぬけたアイデア”の創出
  • 4コマ漫画によるプロトタイプ化(アイデアの可視化)

普段の業務ではあまり用いない発想方法も多く、当初は戸惑いもありましたが、2日間を通して思考が大きく変化していきました。短期間ながら、各グループが協力し合いながらテーマを掘り下げ、多様で独創的なアイデアが次々と生まれました。最終的には、日常生活の小さな不満から医療現場で応用可能な視点まで、多彩なアウトプットが創出され、参加者全員が「デザイン思考を実践として体得する」貴重な機会となりました。


■ まとめ

今回のデザイン思考ワークショップは、医療機器開発における利用者中心の価値創造を体験的に学ぶ、非常に有意義な時間となりました。
今後も本プログラムでは、医療現場の課題解決や新規価値創出につながる実践的な学びの機会を継続的に提供してまいります。